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体験談2:Nさん(男性の育児参加)

育児のために休みが取りやすい職場環境です

【プロフィール】
性別・年齢:男性・30代
勤務先の事業内容:各種マニュアルの作成、コンサルテーション
従業員規模:18名
職務:営業グループ・マネージャー
就業年数:6年
家族構成:配偶者・第1子(中3)・第2子(小6)
居住地:栃木県

1.自身が行っている育児

 前職は転勤が多い職場でした。子どもが小学校に上がるまでは保育園に通っており、現在は中学生と小学生の高学年になりました。手間がかかる子育ての一番大変な時期は過ぎましたが、子育てが予定通りにいかない状況には変わりません。保育園の入園式、卒園式、小学校の入学式、卒業式などの行事は事前に日程が決められているため、行事に参加する場合は、事前に会社に休暇願いを出すことはできますが、子どもが小さい時ほど突発的に何が起こるかわかりませんでした。
 急に保育園から熱が出たので迎えに来てほしいと連絡が入り、帰宅しなければならないこともあります。そういう場合は夫婦で連絡を取り合い、主に妻に対応してもらっていましたが、妻の仕事の事情でどうしても都合がつかない場合は、私が対応したこともありました。また、家族全員が病気になってしまった時、例えば妻も子どもたちもインフルエンザにかかった時には、私が1週間近く休みを取り家族の面倒を見たこともありました。
 我が家のような夫婦共働き家庭は今後益々増えていくと思います。妻もずっと仕事をしてきて、仕事の事情があり、時には息抜きの時間も必要になると思いますので、共働きの家庭ではこれまで以上に男性の育児参加が必要だと思ってきました。

2.勤務先の支援体制、利用状況(会社の勤務状況と両立支援制度の利用状況)

 子どもが小学校に入ってからはPTA活動など保護者が担わなければならない役割が多くあります。持ち回りで行わなくてはならず、主に活動は平日の昼間です。妻に担ってもらうことも多いのですが、妻がどうしても仕事を抜けられない時には私が会社の制度を利用して休みを取り参加しています。
 例えば、子どもが小学校に登校する時の旗持ちがあります。勤務先に勤務時間の繰り上げ、繰り下げの制度があり、旗持ちの担当が回ってきた時には出勤時間を繰り下げて対応しました。小学校には共働き世帯の保護者も多くいます。親が持ち回りで担当しなければならない事柄には、夫婦どちらかが必ず対応しなければなりません。会社で柔軟に勤務時間の繰り上げや繰り下げが行える制度があることは、子育て中の社員にとってとてもありがたいことです。
 突発的に何かが起きて学校や妻から連絡が入った時に、臨機応変に対応できる社内制度が整備されていることも大変助かっています。その旨を会社に一報することで、お客様と打ち合わせをした後、時間休を取得し、会社に戻らずそのまま直帰することもできます。

3.協力者との関係

 育児についての夫婦間での取り決めは特にありませんが、子育ては夫婦で共に行うことは暗黙の了解としてありました。ですので、お互いの仕事の状況は出来るだけ把握するようにしています。その上で何かしらの対応が必要になった時には、メールなどを使いその都度相談しどうするかを決めています。例えば「来週小学校の旗当番だけど対応可能?」というような感じです。
 子どもが病気になり、夫婦とも仕事のやりくりが出来ず休めないときには、比較的近所に住む妻の両親が、夫婦どちらかが帰宅するまで子どもの面倒を見てくれました。最後の砦があるというのはとても助かります。いざという時に頼れる存在が近くにいてくれることは、本当に心強いことです。
 また、自分の通院などで子どもを連れて行けない場合は、近所で同世代の子どもを持つ友人が面倒を見てくれることもあります。もちろんその逆もあります。同世代の子どもをもつ親同士、近所で協力しあうこともとても大切だと思っています。

4.仕事と育児を両立できた理由

 男性が子どもの急な病気や学校行事で休みを取ろうとしても、上司に「奥さんがやればいいじゃないか」と言われ、男性が育児支援の社内制度を利用しにくい職場もあるようですが、現在の職場は何かあれば、気持ちよく休みを取ることができます。両立していくうえで日常的に心がけていることは、自分じゃなければできない仕事は早めに終わらしておくことです。「何かあればやっておくよ」と声をかけてくれる同僚もいて嬉しい限りです。困った時にどうできるかを日ごろから職場で気軽に話し合えて、両立しやすい制度が整っていることも両立できている理由です。そのために心がけていることは、日常的なコミュニケーションです。同僚の仕事の進捗状況や家族の状況を日々の会話の中で知っておくことで、何かの時には協力したり、フォローしたりすることが出来ると感じています。自身もそのことで助けられたことがありました。

5.仕事と育児の両立の際の苦労

 前職までは転勤族で、子どもたちが保育園に通う時期と重なっていました。下の子どもが小学校に入学してからは、ほとんど毎日サッカーチームで練習があり帰宅が夕方以降になるので、一人で留守番をする、いわゆる鍵っ子という状況もほとんど発生していません。そのため、学童保育を利用したことはありません。
 これまでの子育てでこれまで時間的なやりくりの苦労はあまり感じませんでした。育児は予定通り、思った通りにはいかないという面はありますが、何とかやりくりして子どもは育っていくものだと思っています。

6.育児中の人へのアドバイス

 育児そのもの自体が直接仕事に役に立ったという覚えはありませんが、家族の笑顔と子どもの成長が仕事のやりがいに繋がっていたことは確かです。
 育児は予定通り、思い通りにいくことはないと思っているせいか、仕事でも問題が急に起こった時、若い頃よりも慌てなくなったことは事実です。普段から何かしら起こるかもしれないという心構えや準備をしておくことが当たり前になっているからかもしれません。
 また、同僚が育児やそれ以外の理由で仕事を休むことがあっても、素直に「お互い様」と思いフォローしようと動けるのは、自身の育児経験のお陰かもしれないと思っています。
 仕事も育児も100点満点は取れるものではありません。仕事も時には60点で許してもらえることもあり、そのことで家庭サービスが出来ることもあります。家族に対しても「今日は仕事があるから60点で許してね」ということがあってもいいと思います。どのように育児と仕事のバランスをとるかが重要です。その時に自身がやらなくてはならないことに手を抜くことはできませんが、それ以外は頑張り過ぎず自然体で気楽にやったほうが上手くいくと思います。

7.あると良かった制度やサービス

 勤務先にはテレワークで仕事をする環境が整っています。個人的な考えですが、家庭に仕事を持ち込みたくないタイプなので今は利用していませんが、会社に仕事ができる様々な選択肢があることは、自分のワークスタイルやライフスタイルに合ったものを選べることにもつながります。選択肢が多いことは、両立していくときの精神的な助けになります。将来的にはテレワークを利用することがあるかもしれません。

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